温泉の泉質について
温泉には様々な泉質がありその効能も泉質によって異なってくる。ここでは代表的な温泉の泉質についてご紹介します。
- 単純温泉
- 含有成分が少なく、温泉独特の癖がなく無色透明で肌触りも良い。神経痛や冷え性などに効果があると言われており、代表的な温泉地では、下呂温泉、道後温泉、別府温泉などに見られます。
- 酸性泉
- 水素イオンを多く含んでいる温泉で、日本には多数存在している。水虫や婦人病に効果があると言われており、草津温泉や川湯温泉、玉川温泉等が代表例です。
- 塩化物泉
- かつて食塩泉と呼ばれていた泉質で、保温効果に優れ冷え性や打ち身、ねんざ等に効果がある。城崎温泉や指宿温泉、熱海温泉などです。
- 炭酸水素泉
- 陰イオンの主成分が炭酸水素イオンの温泉で、重曹泉と重炭酸土類泉に分かれる。重曹泉は美肌の湯などと呼ばれる温泉に多く、重炭酸土類泉は消炎作用に効果があるとされています。
- 含鉄泉
- 総鉄イオンを多く含む温泉で、含まれる鉄が空気と触れあう事で酸化され赤褐色に変色する。貧血に効果があり、有馬温泉の金泉が代表的である。
- 硫黄泉
- 硫黄を多く含み、卵の腐敗臭ににた独特の臭いがある。リウマチや皮膚病に効果があり日光湯元温泉や箱根の小涌谷温泉などにみられる。
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